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悪質グループが行うデモ

※ 以下に、一部のグループが行っている悪質なデモの概要とその説明を記載する。このようなデモを推奨しているグループは明らかに悪質グループなので、優良グループに乗り換えることをオススメする。

●ディッシュドロップ
【デモ手順】
①スクイーズボトルで8倍希釈したディッシュドロップを一滴垂らしたラー油にかけると、ラー油は分解されてサラサラと流れ出す。
②一方、原液の市販品で同様の実験をすると白くベトベトになる。
③水で流すと、ディッシュドロップ側は汚れが落ち、市販品側は汚れが残った。

【結論】
これは、市販品に対するディッシュドロップの、洗浄能力における優位性を示している。

 上記の結論は、完全な誤りである。なぜならば、8倍希釈した市販品と原液のディッシュドロップとを用いて同様の実験をしたところ、結果は全く逆となったからだ(複数の立会人と共に確認済み)。
 悪質ディストリビューターは決まって「市販の洗剤は薄めて使わない」と反論するが、P&Gの『ジョイ』にも花王の『キュキュッと』にも「水1Lに対して0.75ml」との表記がある(ただしライオンの製品にはどういうわけかそういった表記がない。比較実験にライオン製の『ママレモン』が使用されることの多い理由はこれである)し、実際、台所用洗剤を使用するときはスポンジに水を含ませているのだから、無意識的であれ薄めて使用していると言える。
 だいたい、原液の洗剤を塗りたくって汚れが落ちるわけがないことは誰でもわかるだろう。
 また、「ディッシュドロップは安全性が高い」という話も頻出するが、これもデモ同様全くのデタラメである。根拠として、ディッシュドロップとファミリーフレッシュに共通している成分である、
 アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(AES)は、LASに次いで、皮膚障害がひどいことが知られている。さらに、妊娠中に胚が子宮の中で死んで胎盤に吸収されてしまう『吸収胚』の増加、妊娠率の低下、受精卵の着床阻害などの報告もある。さらに、AESはASやAOSより難分解性であるため環境に悪い上、製造する過程で副産物のジオキサン(発ガン性物質)が副生混入するため、国内他社は5年以上前からAESに代わる次世代エコ成分に以降しつつある。
(参考)ヤシの実洗剤とは?:http://www.jca.apc.org/unicefclub/research/93_palm/palm_3.htm

 要するに、ディッシュドロップは市販品と比較して、洗浄能力・安全性・生分解性においてはお世辞にも高いとは言えない、良く言っても平凡な商品であり、アムウェイ社自身もそれを認めている。残る要素は値段くらいだが、上に書いたとおり、市販製品を8倍希釈してもディッシュドロップと同程度の洗浄能力であったことを考慮にいれて計算を行うと、ディシュドロップがDT価格で1Lで1380円なのに対して、ファミリーフレッシュは600mlで260円程度。つまり、単純計算でディッシュドロップはファミリーフレッシュの3倍の値段がするのである。性能は平凡なのに値段は3倍の製品を、いったい誰が進んで購入するというのか。

ついでに、過去の実験データがあったため紹介しておく。
1990年9月7日 消費者レポート 第766号:

http://www.geocities.jp/plumfield995/babatosiko/baba/4kagaku.html(サイト中段にディッシュドロップ・SA8の実験結果)

20年前の結果ではあるが、当時安全濃度最下位だった商品が現在では他メーカー商品をごぼう抜きしているようなことがあるかどうか、常識的視点で考えてみて欲しい。

●SA8
【デモ手順】
①プラスチックの容器にSA8と水を入れてかき混ぜる。
②別の容器には他社の洗剤を入れて混ぜる。
③するとSA8のほうはきれいに溶けて泡立ちも少なくなる。
④他社洗剤は白く濁って泡立つ。
【結論】
SA8は水によく溶けるので洗浄力がそれだけ発揮されており、泡が少ないためすすぎが少量の水ですみ経済的。他社商品が白く濁るのは洗剤が溶けていない証拠(※1)であり、泡が多いためすすぎに多量の水がいる(※2)。

 上記の結論は、完全な誤りである。なぜならば、一般的なメーカーの洗剤は成分中に水溶性でない「ゼオライト」を多く含んでいる(※1)ので、水が白く濁るのは当然のことだし、泡立ちの差はそれぞれ使用している界面活性剤の性質の違いによるものである(※2)。そもそも、泡が多いのと必要なすすぎの回数に因果関係があるという科学的根拠はない。

●ボディーシャンプー
【デモ手順】
①塩を2盛りし、片方には市販されているボディソープ、 もう片方にはアムウェイのボディシャンプーを垂らして指でかき混ぜる。
②市販のボディソープは塩がすぐに固まり、アムウェイのほうはサラサラのまま。
【結論】
市販のボディーソープでは汗の中に含まれる塩分が固まり、毛穴に詰まる。

 上記の結論は、完全な誤りである。なぜならば、市販の方が固まったのは単なる「塩析」という現象(誰もが中学校の理科の授業で履修しているはずである)であり、毛穴に詰まる話とは全くの無関係だからである。
(参考)http://aramaki.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=262;id=



●歯磨き粉
【デモ手順】
①アムウェイ製の歯磨き粉と市販の歯磨き粉、ガムの包み紙を準備する。
②アムウェイ製の歯磨き粉と市販の歯磨き粉とをそれぞれ、ガムの包み紙にこすりつける。
③アムウェイ製の歯磨き粉は白いままだが、市販の歯磨き粉は黒っぽく着色する。
【結論】
市販の歯磨き粉に含まれている研磨剤は堅いため、歯が削れるリスクがある。

 上記の結論は、完全な誤りである。ほとんど常識だが、物の硬さとは「ひっかいた相手にキズをつけられる」かどうかの指標であるモース硬度を用いて表される(数字が大きいほど硬い)。
 ガムの包み紙の素材であるアルミニウムはモース硬度「2~2.9」であるのに対して、歯のエナメル質はモース硬度「6~7」である。ところで、研磨剤の素材である炭酸カルシウムおよび水酸化アルミニウムのモース硬度はエナメル質よりもはるかに低い「3」であるから、研磨剤でアルミニウムを傷つけることはできても歯を傷つけることは理論的にできない
 逆に、このようなデモをしてしまうと、「アルミニウムさえ削れないアムウェイ製の研磨剤で、歯垢を取ることができるのか」などという余計な疑問を与える原因となる。



 このように、一部の悪質なグループにおいては、商品紹介と称して明らかな嘘や誤魔化し、オーバートークが多数含まれたデモが行われており、さらに悪いことには、こういった悪質なデモが何十年にもわたりアップからダウンへと修正されることなく受け継がれている。
 もしアップがデモの誤魔化しに気づかないままダウンに伝えてしまっているのであれば、人の上に立つ者としてあまりにも意識が低く、真剣にビジネスをしているとは到底言えないし、逆に気づいているにもかかわらずデモ方法を変えなかったのであれば、そのアップはわざとダウンをカモにしている非常に悪質な詐欺師であると言える。
 いずれにせよ、上記のようなデモをいまだに行っているグループについていく価値はないと断言できるだろう。


  
7.悪質グループが行う耐久品説明

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