ヘッダーイメージ 本文へジャンプ
3.スタートLM
 ワークの根幹となる講義。筆者の所属していたグループがどのように勧誘を行い、どのように高額製品を出していたか。一部の悪質グループが行っている(とされている)特商法違反の違法行為のオンパレードですね。ワークを受け「うちのグループは悪質グループとは違う」と思っていた自分が、特商法の条文を初めて読んだ当時の衝撃は凄まじいものでした。一部の悪質グループって、自分のところだったんですから。全6ページ(2時間程度)。画像はクリックで拡大します。

    
       1                2                3

【ノート内容解説】
 P1:
 ●電話帳全ての人…ここ何年も連絡を取っていない人を含め、電話帳に入っている全ての人に声をかけることを目指す。どこのグループもやっている、伝えられる側からすればこの上なく迷惑な行為。
 ●打ち合わせ…プロスペクトに接触する前に、勧誘者がアップとする打ち合わせ。新規カルテの内容から、このプロスペクトにはどういう伝え方をするのが良いかを綿密に打ち合わせる。
 ●AwキーワードはNG、本当は言わないとダメだが、これを言うと身構えられる特商法に抵触する、完全なる違法行為。さらに、アップが違法行為だということを認識していながら、「ワーク」という形でダウンに違法な勧誘方法を勧めている決定的証拠
 ●「飲みに行こう」はNG…アルコールが入ると、その時はプロスペクトの気持ちが盛り上がっても翌日には忘れている場合があるから。
 ●「相談がある」はNG…相談する側になると相手より自分の立場が下になるため、「あなたの人生に役立つ情報を教えてあげる」というアムウェイを伝えるスタンスに反するから。
 相手の夢や不満をさらにリサーチし、アプローチをかける。ここで初めてアムウェイの名前を出すが、相手の反応によってこちらは伝え方を変える。
 「知ってるわぁ…↓」…相手はアムウェイに悪い印象を持っている。まずはその印象を全て聞いてあげた上で、「それは悪質グループに勧誘された人たちの印象であって、うちのグループは本物のアムウェイをやってるから違うよ」と切り返す。実際には違法勧誘をダウンに伝えている自分のグループこそが悪質グループなんですけどね。
 「あー、昔やってたわ…↓」…相手はアムウェイに手を出し、失敗した過去がある。「前のグループではどんなやり方で勧誘してたの? うちのグループでは『ワーク』が終わって完全にアムウェイのことを知るまで勧誘させないようにしてるから、そのグループみたいに悪質グループではないよ」と切り返す(しかし「会う前に「アムウェイ」というキーワードを出すのはNG」などと教えている以上、自分のグループが違法勧誘グループなのは明らかで、なんの説得力もない)。
 「知らない」…ワクチンを打つ。つまり、あえてネット上のアムウェイ批判を見てもらった上で、「でも本当のアムウェイは違うんだよ。ネット上の情報は誰だかわからない人間が無責任に書いているものだけど、うちのグループの情報は、アムウェイで成功している人たちから直接とってきたものなんだから。やるやらないは決めないでいいから、とりあえずアムウェイを覗いてみようよ」と誘い、OMに連れて行く(しかし実は自分のグループこそが・・・以下ry)。
 「やってるよ!(現在進行形)」…別グループの人間を誘ってしまった場合。情報を与えることなどせず、ただアムウェイのやる気を高めるために盛り上がって終わる。ワークの内容など教えてやらない。

 P2:
 ●他人マケ…自分が直接プロスペクトにアムウェイを伝えるのではなく、アップから伝えてもらうこと。自分よりもアップの方が経験値が高く、またプロスペクトも直接知り合いではない人から話されると無碍に断れないという利点がある.その際、T-UP(=勧誘者となるアップをすごい人に見せるための仕掛け)を忘れない。マケは静かな場所で行うこと、とあるが、ここで挙げられている例はいずれもB男、C男のホームであり、他人が自由に出入りできない場所。明らかに特商法違反の違法行為をダウンに勧めています。
 ●「まだ誰にも言わないでね、友達なくすで。俺は頑張ってるから、伝える人のチャンスを奪わないで」…下手くそな勧誘をして新規候補を逃がしてくれるなよ、という意味。残念ながらアムウェイが本当に分かって(洗脳されて)から伝えたとしても、友達を無くすものは無くすのです。また、こう言っておくことで、ダウンの洗脳が完了するまで外部の助けを届かなくさせる意味もあります。

 P3:
 ●スケジュールの組み方…なんと、OMやアップの予定を先に押さえてから、スケジュールに会うプロスペクトをチョイスしていくシステムになっています。いかにワークが、ダウンの友達を軽視しお金として見ているか
 ●NT・AT…「ニュートリライト」と「アーティストりー」のこと。サプリメントと化粧水、アムウェイの主力商品です。


    
       4               5                6

 P4:
 ●「パターン1」…順調に勧誘したが、毎月消耗品のみが発注されたパターン。
 ●「パターン2」…同様に勧誘し、毎月大型商品(鍋、浄水器、空気清浄機)が出たパターン。「パターン1」だとあなたもダウンもやる気がなくなるから、本気でビジネスをやるなら「パターン2」にするべきだよ。ただ、使ったことのない製品をダウンに勧めることはできないから、ダウンに大型商品を伝えるためには、あなた自身もやっぱり大型商品を買わないといけないと思うなあ」と、やんわり高額商品を買わせようとすすめてくる。「水・空気」でしこたま不安感を煽っていたことがここで活きてきます。体に良いものなら買ってもいいかな、と思わせるんですね。ワークの悪質さがよく出ている部分です。

 P5:
 ●ビジネススタート…ここぞとばかりに、1万円超えの商品を、ローンを組ませてでも買わせようとしてきます。あくまでも表面上は「決めるのはあなた」と言いつつも、買わせようという魂胆が透けて見えます。
 ●ワークの意味
 基礎のやり方→友達をなくさないため…大嘘です。学生時代リアルに友達100人いたA子が、今やアムウェイ外の友達皆無になっていますから。当時A子の親友だった子に話を聞きましたが、悪質グループに洗脳されたA子を見るに耐えないと嘆いていました。B男を崇拝している間は、A子の社会復帰は無理でしょう。
 アップがダウンをオーディションしている…要するに、「スタートダッシュで大型商品を買わないようなら、今後お前のフォローはしない」という脅しです。しかし、このアップ(B男)は気づいていなかったようですが、アップがダウンをオーディションしていると同時に、ダウンもアップをオーディションしているんですよね。そしてオーディションの結果、このグループは悪質グループだと評価されたわけです。だからこそ、現在ネット上にはこのグループの被害者がたくさん声を上げているわけで。
 うちのグループはアムウェイを辞める人に対して、「被害者を出したくない」という考えから、買取りを行っている・・・とっても安い価格でね(笑) 実際、筆者がアムウェイをやめたとき、A子から製品買取依頼が来ていたのですが、返品した方がお得だったので断りました。このグループの悪質さに気づいて辞めた元ディストリビューター(筆者も含め)の口を封じるための手段でしょう。「グループは酷かったけど、悪い人たちではない」と思わせたら十分ということです。

  4.全デモ

                     戻る

フッターイメージ
inserted by FC2 system